毎日、英語がある暮らし

日本生まれ日本育ち。非帰国子女の私が外資系企業に就職しTOEIC900点をキープするためにしてきたこと。続けていること。英語に関わる色々なこと。

新卒でGAFAに入る人の特徴5つ

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新卒でGAFA入社、その後、採用担当になって思うこと

こんにちは。

 

私は、新卒でGAFAに入り、しばらくは営業などビジネス側で働いた後、採用担当として人事へ異動。その後、同じく外資系IT企業へ転職し、中途採用を担当してきました。

 

採用担当として、GAFAや他外資系企業、日系企業など、色んな候補者の方を見てきました。

主に中途採用が担当でしたが、新卒や第二新卒の方とも、たくさん会いました。

 

その中で気がついたことは、

「新卒でGAFAに入る人」には、共通しているポイントがあるということです。

 

今回は、私が思う、「新卒でGAFAに入る人の特徴5つ」を紹介したいと思います。

 

新卒でGAFAに入る人の特徴5つ

自然体で堂々としている

 周りに合わせたり、顔色をうかがいながら話をするというよりは、

「ありのままの自分」で話す人が多いように感じます。

面接や面談でも、「面接対策本」とかに載っているような、「よくある」回答を聞くことは、まずありません。

振る舞いや、服装も、型にハマって、周りに合わせるという人は見かけません。

最低限の社会人としてのマナーは守りながらも、ルールや優等生のパターンに従うのではなく、あくまで「自分」で勝負をする、という人が多いように思います。

 

これは、実はGAFAだけでなく、外資の面接ではとても大事なポイントです。

なぜなら、学歴や資格、留学経験などレジュメに記載されている「事実」よりも、

あなた」がどういう人か、何を考えて、どう行動する人なのかが見られるからです。

 

実際、私が新卒でGAFA企業を受けたとき、面接はすごく変わっていました。

カジュアルな部屋で、終始リラックスした雰囲気で、雑談のように面接が進んでいきました。

 

いつも「自分らしく」、自然体で堂々としている人。

そういう人が多いかもしれません。

 

「自分はどう思うか」を話す

「私はこう思う」がある人、が多いと思います。

 

自己主張が強い、と言う意味ではありません。

たとえば、グループディスカッションがあったとします。

そこで、仮に、あなたが「特に言うことないなー」場合もあると思います。

そういう時に、

「私は〇〇さんの意見に賛成です。それは〇〇なので、すごく良い考えだと思います。」

と言うことが重要です。

 

意見がない、と言うのは、外資では通用しません。

常に、"What do you think?"が問われる世界です。

賛成なら賛成、反対なら反対、それはなぜか?と、意見を示す人

 

結果的に周りに合わせることもあります。

でも、そういう時に、「私がどう思うか」を共有する人、が多いと思います。

 

これは、外資の面接のコツでもあります。

「ルールに従いました」や「親に勧められてやりました」では、

自分の考えがない人に聞こえます。

 

私は〇〇だと思ったので、ルールに従いました」

「親に勧められて、私は〇〇だと思ったので、それをしました」

常に、主語を「私」で話すといいと思います。

 

変わった人が好き

これは新卒に限ったことではありませんが、

特にGAFAに勤める人は、「変わった人」が好きです。笑

 

そもそも、「出る杭は打たれる」文化は、まったく存在しないのが外資系企業。

 

面白い経験をしている人、周りと正反対のことを言う人、

変わった知識がある人、人と違った考えを持った人。

そういう人を、特にGAFAでは「リスペクト」する傾向があると思います。

 

なぜなら、そういう人は、「自然体」で、「自分らしく」、「自分がどう思うか」を周りに伝えている人だから。

 

GAFAシリコンバレーでは「優秀な人ほど、変な人が多い」とはよく聞きます。

 

変わった人を敬遠したり、引いたり、驚いたりせず、

「えー、すごい!面白い!」と興味を示す人、が多い気がします。

これはちょっと私見強めかもしれませんが。笑

 

行動が早い

GAFAをはじめ、シリコンバレーを中心とした西海岸のIT企業では、

目まぐるしい速さでビジネスが変化していきます。

 

仕事に対しても、スピード感は求められます。

のんびりしていたら、あっという間にライバルに負けてしまうのがGAFAの世界です。

 

そういうカルチャーを好む人だからか、

「思いついたらやってみる」

「明日に後回しにしない」

「今決められることは、今決める」

という行動が早い人が多いと思います。

 

これは仕事でも同じです。

私がいたGAFA企業では、できるだけ会議で「持ち帰り・持ち越し」をしないカルチャーがありました。

たとえば、何かプロジェクトで、1時間会議があった場合、

【目的・問題定義→課題や理由分析→アクション協議→合意→担当割振り】

まで一気に完了します。

あとは、担当アクションを各々実施し、メールで進捗を共有して、実行!

というスピード感です。

 

もちろん、これはあくまで一例ですが、スピード感がある人、というのは、

新卒生にも共通しているポイントかと思います。

 

グローバルな感覚がある

 これは当たり前かもしれませんが、「世界」を見ている人が多いと思います。
 
ちょっとフワッとしていますが、ただ「英語ができる」という意味ではありません。
実際、英語は少し苦手な人で、GAFAに入社した人もいます。
 
海外旅行が好きな人
海外に住んでいた人
英語が好きな人
世界のニュースも気になる人
世界でのビジネスを考える人
 
など、「日本」だけでなく、「世界」まで視野を広げている人、が多いです。
 
GAFAアメリカ国内だけではなく、世界の経済成長を支えるグローバル企業でもあります。
仕事をするうえで、日本だけではなく、グローバルな視点でいる必要があります。
 
ただ、英語については最低限の基準はあると思うので、
GAFAに就職してみたい人は、勉強するに越したことはありません。
 
ちなみに、非帰国子女の私ですが、「独学の英語学習」にこだわり、
学生時代にTOEIC 910点を取りました。
私がやったことは、こちらにまとめています^^
 

[学生向け] 外資IT企業に就職した私がオススメする、英語を使うアルバイト5選

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英語を「使う」ことにこだわった学生時代

こんにちは。

独学での英語学習にこだわって、学生時代に「TOEIC910点」を達成、

今では外国人の友達もたくさんできて、

外資系IT企業に勤務、外国人上司と一緒に働くmonakamです。

 

今では英語を話すこと書くこともも全く抵抗ありませんが、

(全然ネイティブレベルじゃないけど)

学生時代は、「話す」「書く」ことがとても苦手でした。

 

「間違ったことを書いているのではないか」

「変な英語と思われていたら恥ずかしい」

 

もともと完璧主義で、周りの目を気にしがちな性格ということもあり、

「英語」を実際に使うことが怖かった時期もありました。

 

それでも、「上手くなるためには、使わないと!!!」という思いで、

独学で、色々な英語学習方法を試しました。

 

その結果、TOEIC910点達成、新卒で外資IT企業(GAFA)へ就職。

今では外国人のリモート上司と、世界中にいるチームメンバーと働いています。

外国人に電話をしたり、英語の会議を仕切ったり、

英語を使って仕事をすることが日常になりました。

 

プライベートでも、外国人の友達がたくさん増えました。

英語学習コミュニティで出会った夫も、帰国子女で、頭の中はアメリカ人。

今では、いつか家族でアメリカに移住したいと思っています。

 

英語学習にアルバイトがオススメな理由

これまでの英語学習は、すべて「独学」にこだわってきました。

 

特に「話す」「書く」といったアウトプットの実践の場として、

アルバイトは、「英語を使う仕事」を選びました。

 

「英語を話せるようになる」ために大事なことは、

やっぱり、「とにかく話す」こと。笑

 料理や車の運転と同じで、実践が第一です。

 

英語を使うアルバイトをすることで、勉強した英語を使って、

「外国人とコニュニケーション」をする機会が増えます。

 

また、職種によっては、「ビジネス英語」を身につけることができます。

 

お金を稼ぎながら生きた英語学習ができるので、

外資系企業で働いてみたい」と思っている方は、

是非、参考にしてみてください!

 

他にも、「独学で英語学習」の方法を、こちらで紹介しています。

eigogaarukurashi.hatenablog.com

 

オススメの英語を活かせるアルバイト5選

 

【1】外国人が集まる場所のカフェやレストラン

外国人に人気のあるエリアにあるお店には、外国から多くの旅行客が訪れます。

中でも、トリップアドバイザーなど、

世界的に使われているグルメサイトに掲載されているお店で接客の仕事をすると、英語を使う機会がたくさんあるでしょう。

「英語メニュー」を用意しているお店も、観光客が多い目印です。

ぐるなび食べログは、外国では認知度が低く、旅行客はあまり使いません)

 

都内であれば、渋谷や新宿、六本木、浅草などのエリアで探してみてください。

空港や新幹線の駅など、交通機関にあるお店もよいでしょう。

 

接客の英語は、覚えてしまえば、そんなに難しくありません。

実践の場として、まずはチャレンジしてみてください。

 

【2】英文事務バイト

もう少し「ビジネス英語」を実際に使えるアルバイトとしては、「英文事務」があります。

たとえば、

・大学事務(留学センターなど)

・コールセンター

・輸入会社の事務

・調査会社

などなど。

 

「英文事務」の場合は、どちらかと言うと、「読み」「書き」がメインです。

「話す」機会はあまりないかもしれませんが、

実際の「ビジネス英語」を身につけることができるので、オススメです。

 

【3】英会話スクールの事務

「英文事務」と似ていますが、もっと「話す」機会があるのが「英会話スクール」です。

 

私は、子ども向け英会話スクールで、事務バイトを2年ぐらいしていました。

外国人講師と話すときや、授業のサポートをするときは、すべて英語で話していました。

 

事務の仕事なので、もちろん、「読み」「書き」の仕事もあります。

でもそれだけではなく、「話す」訓練もできて、英会話の勉強もできるので、

私にとっては、とても美味しいアルバイトでした。

 

【4】英語ベビーシッター・家庭教師

子ども好きな人にオススメなのは、「英語ベビシッター」や「英語の家庭教師」です。

 

私は、保育士免許を取ってからは、「英語ベビーシッター」のアルバイトもしました。

英語で話したり、英語の歌をうたったり、英語の絵本を読んだりしていました。

 

外国人の両親と話すなど、実際に話す機会はたくさん増えました。

 

ベビーシッターや家庭教師は、誰でもなれますが、

「英語を教える」立場にもなるので、少しハードルが上がるかもしれません。

 

英会話に自信がついてきたら、是非チャレンジしてみてください。

 

こちらもどうぞ。 

eigogaarukurashi.hatenablog.com

  

【5】単発短期もある!国際イベントのスタッフ

大学4年生や、留学が決まっている人などは、

単発・短期のアルバイトを探す人もいるでしょう。

 

そういう人にオススメなのは、ショットワークスのようなサイトを使って、

「イベントスタッフ」のバイトに登録することです。

 

国際的な展示会や、学会、国際会議などのイベントでは、

通訳や、案内係、整理係など、様々なイベントスタッフの募集があります。

 

私は4年生のときは、英語ベビーシッターをしながら、

単発で国際イベントスタッフのアルバイトを掛け持ちしていました。

 

英語を使うアルバイトの探し方

マイナビ

マイナビバイトは、言わずとしれた大手アルバイト情報サイトです。

「英語を使える」バイトの求人は、あまり数は多くないので、

もともとの掲載求人数が多い、大手サイトで探してみるとよいでしょう。

マイナビでは、こだわり検索で「英語力・語学力を活かす」を選べます。

 

フロム・エーナビ

フロム・エーナビも、大手アルバイト情報サイトです。

こだわり検索で、「英語が活かせる」を選んで、探してみてください。

 

Indeed

インディードは、「掘り出し物」求人を見つけるのにオススメのサイトです。

なぜなら、インディードは求人を無料で掲載することができるので、

個人の会社や、個人経営の英会話スクールが、アルバイトを募集していたりします。

サイトはあまり使いやすくないのですが、、、

たとえば、「英語 アルバイト 東京」と検索すると、

おもしろい求人がヒットするかもしれません。

 

ショットワークス

単発・短期でアルバイトを探すなら、まずはショットワークスを見てみてください。

ショットワークスは、「英語が使える」求人数は、

実はあまり多くはありません。

一方で、単発・短期がメインなので、「イベントスタッフ」の求人がたくさんあります。

イベントスタッフ派遣の会社に登録しておくと、

継続的に、英語案件を紹介してくれたりもするのでオススメです。

実際、外資系企業の社員はどれくらい在宅勤務をしているのか?

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世界中でコロナウイルスの勢いが強まっている中、日本でも「在宅勤務」を推奨する企業が増えています。
中には、会社から出社禁止の指示が出て、今回はじめて「在宅勤務」を経験する人も多くいるようです。
 

はじめて「在宅勤務」をした人の声

良い発見としては、「往復2時間の通勤がなくなるなんて素晴らしい!」「意味のない飲み会がなくなって自分の時間が増えた」「家事と両立できて良い」「家族との時間が増えた」など、メリットを感じている人も多いようです。
一方で、「運動不足で足がむくむ」「メリハリがつけられず生産性が上がらない」「会社の環境がないと仕事の効率が下がる」「在宅時間が長いため生活費がかさむ」などデメリットを感じる声もあげられています。
 
実際、私は複数の外資系企業に勤めてきましたが、これまで「在宅勤務」はいつでも取得できる環境にありました。
メリット・デメリットの両方とも経験し、あまり「在宅勤務」をしない時期もありましたが、今では週2回ほどは「在宅勤務」をしています(コロナウイルス関係なく)。
 
確かに、運動不足になったり、生活費がかさむというデメリットはあります。
ただ、「自宅の作業環境」が整った今は、家事をしながら仕事ができる、いつでも荷物を受け取れる、静かな環境で集中できる、自炊率が増えて健康的な食事を取れる、そして何より通勤時間がゼロ!のメリットの方が遥かに大きく感じています。
 

外資系企業の「在宅勤務」実態は?

特に外資系企業では、元から「在宅勤務制度」を取り入れている会社も多く存在します。
GoogleAmazonなど外資IT企業では、「在宅勤務可能」「フルフレックス制度」が当たり前の企業も多くなってきました。
 
今回はじめて「在宅勤務」をしてみた人で、「外資系企業では、いつもこうなんだろうか…?」と思った人もいるのではないでしょうか。
 
今回は、外資IT企業を複数経験してきた筆者が思う、「外資系企業のリアルな在宅勤務事情」をお話ししたいと思います。
(元々「在宅勤務」を前提として求人をしている職種は含まれません)
 
「在宅勤務可能」な会社への転職で、「面接時などに確認した方が良いポイント」もまとめました。
これから転職を考えている人は、参考にしてみてください (^^)

チームや職種によって全然違う

外資系企業であっても、どれくらい「在宅勤務」をしているかはチームや職種によって大分異なります。
 
例えば、私がバイヤーだった時は、クライアントとの商談があったり、チームで動く仕事のためデスクですぐにコミュニケーションを取りながら働くには会社にいた方がよいといった理由で、殆どの社員が毎日出社していました。
その後、プロジェクトマネージャーになってからは、チームワークよりは個人ワークが多く、本国とのやり取りで時差があるため、自宅から仕事をしてから会社に行くなど、よりフレキシブルな働き方が増えました。
最後の方は人事で採用の仕事をしていましたが、その時は組織全体的に「在宅勤務」率はものすごく高かったです。週2、3回は普通といった感じ。
採用の仕事は完全に個人ワーク、海外とのやり取りもたくさん発生していたので、結果さえ出せれば働き方や働く時間は誰も気にしない、という雰囲気でした。
 
他には、私のチームではありませんでしたが、エンジニア職は比較的「在宅勤務」率は高いと思います。
外回りの営業も、そもそも会社にデスクがない人などもいて、働く場所は自由な人も多いでしょう。
一方で、個人情報などセキュリティリスクの点で「在宅勤務」ができない部署、特殊な機材を使うため会社でないと仕事ができない部署もありました。
 
チームワークよりは個人ワークが多く、社内メンバーとの会議が少ない職種のほど「在宅勤務」をしやすいように思います。
 

毎日はしないけど、できる環境

外資系企業であっても実際の「在宅勤務」使用率はチームや職種によりますが、「いつでも在宅勤務をできる環境」である会社は多いと思います。
 
私が「在宅勤務」率が一番低かったチームにいた時も、例えば「子どもが体調を壊したため本日は在宅勤務します」といった連絡があることは普通でした。
他にも、「午前中は在宅勤務、午後はお休みをいただきます」や、「体調がすぐれないため念のため在宅勤務します」、「本日は家庭の事情で、実家から勤務となります」などの理由で「在宅勤務」をする人はいました。
 
「在宅勤務」をするからといって、この人は「サボっている」という風には思われません。
そこは、「結果がすべて」の外資系企業ならではなのかもしれません。
 

家の環境による 

いつでも在宅勤務をできる環境でも、「自分は在宅勤務はしない」と決めている社員も意外と結構見かけました。
理由としては、例えばこんなケースが多かったです。
 
・ 小さい子どもがいて仕事にならない(逆に仕事が増える)
・ ネット環境が悪い
・ 会社のデスクの方が仕事が捗る(複数モニターなど)
・ どうしても集中できない…
 
家族持ちは子どもがいて仕事にならないといった理由であまり在宅勤務はせず、独身の場合は家の環境が整っていないなどの理由で結局会社の方が効率がよい、という声をよく聞きます。
結局、「在宅勤務できる自宅環境が整っているか」がポイントかと思います。

転職する時に事前に確認したほうがいいポイント

これまで書いたように、「在宅勤務可能」の会社であっても、実態は部署やチームによって異なります。
「在宅勤務」が転職活動のポイントになる場合は、必ず以下の点を事前に確認するようにしましょう。
 
・ 「在宅勤務」ルールがあるか(週2日まで、など)
・ (所属チームでの)実際の使用率
・ (所属チームでの)実際の使われ方
 
 
もし可能であれば、内定通知があった後に、実際のチームメンバーとの面談を申込むことをオススメします。
リアルな実態は、実際の「中の人」から聞くのが一番です。
 
いかがでしたでしょうか。
外資系企業でも、毎日のように全員が「在宅勤務」をしているとは限りません。
でも、「いつでも選択できる」という会社は多くなっているかと思います。
 
外資系、日系企業問わず、自分が一番パフォーマンスを出せる働き方を選べる世の中になるといいなと思います。