毎日、英語がある暮らし

日本生まれ日本育ち。非帰国子女の私が外資系企業に就職しTOEIC900点をキープするためにしてきたこと。続けていること。英語に関わる色々なこと。

簿記やエクセル以外でも!どんな資格でも外資系就職には役に立つ

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どんな資格でも就職で役に立つ!

新卒で大手米系外資系IT企業に入社して5年。

これまで多くのOG訪問を受けたり、新卒入社組の先輩として色々な就活イベントに参加してきました。

 

たまに、「外資系に就職したいんですけど、持っておくと有利な資格はありますか?」と聞かれることがあります。

 

結論から述べると、私の経験から思うことは、

 

「どんな資格でも絶対あった方がいい。でも、大事なのは、資格を取るまでのプロセス面接での語り方である」

 

ということです。

 

もちろん、理系就職でプログラミング系の資格だったり、運転免許など、企業や募集職種によっては具体的にこれが必要、というケースはあるかと思います。

簿記やMOS資格、TOEIC 800点以上といった定番ものは、誰が見てもあったら有利なのは間違いありません。

 

「私は色彩検定に興味があるけど、就職に活かせないし意味ないかな…」

「FP資格の勉強をしたいけど、やっぱり簿記の方が就活で有利かな…」

 

そう思う人、多いと思います。

でも、ちょっとでも興味があるなら、絶対に資格勉強をして損はありません。

そして、その経験とプロセスを、外資系企業(もちろん内資も)で十分に活かすことができるのです。

面接でのアピールのコツ(語り方)

 

私は、学生時代に独学で保育士免許を取得して、個人のベビーシッターとして働いていました。

保育士免許は国家資格で、一発合格できるのは2割にすぎず、独学の場合は通常合格までに3年ほどかかると言われています(私は2年かかりました)。

 

一見、保育士免許と、外資系IT企業は全く関係ありません。

しかし、実際には面接の度にこの保育士免許の話をする機会が多くあり、最終的に内定をいただく時まで役に立ちました。

 

特に外資系企業への就職では、応募者が次に述べるスキルを持っているかどうかを判断基準として重視されます。

 

  1. 論理的思考、説明力(ロジカルシンキング
  2. 自分で動く力(セルフスターターであること)
  3. 自己管理能力(セルフマネジメント)

 

1. 論理的思考、説明力(ロジカルシンキング

面接では、論理的な説明能力が常に問われます。

「これをしました」だけではなく、「なぜそれをしようと思い」「どのようにしたのか」「その結果どうなったのか」など完結に、論理的に説明できる必要があります。

資格の話も、「何となく取った」では全く論理的ではありません。

「なぜ自分はそれを取ろうと思ったのか」から深く掘り下げて、よく情報伝達のポイントと言われる5W1H「いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)」)にそって準備しておくとよいでしょう。

 

2. 自分で動く力(セルフスターターであること)

特に外資系では、「自分で考えて」「自分で行動できる」力が非常に重要視されます。

「他の皆が取っていたから何となく」「先輩に取っておくよう言われたから」という説明では、セルフスターターであることを示せません。

(たとえそうだったとしても)、自分で資格を取ろうと思って、自分で考えて、自分で決めて、自分で勉強して、自分で合格した、とあくまで「自らの考えに基づき、自分で行動を起こした」という話し方がポイントです。

 

3. 自己管理能力(セルフマネジメント)

特に独学で資格取得をした場合、セルフマネジメントの力を示すチャンスになるでしょう。

私は面接で、「どのように目標設定をしたか」「どのような勉強方法をとったのか」「目標に対する進捗はどのように確認したか」などを細かく聞かれました。

外資系企業では、指示を待たずとも自ら考えて動き、自らを管理しリードできる人材が求められます。

どんな資格であっても、独学で取得できたなら自己管理能力の証明になるのです。

 

どんな資格があるのか?

「何か資格を取りたいな」と思ったら、まずは定番のユーキャン資格のキャリカレなどから、興味がある資格の資料請求(無料)をすることをオススメします。

今では、独学でもeラーニングや自宅でできる最短4週間でできる初心者向けプログラミングスクールなどもあります。

 

「自分はどのような資格に興味があるのか」を探すところから始めて、資格取得を就職に活かせるようチャレンジしてみてください!