新卒でGAFAに入る人の特徴5つ
新卒でGAFA入社、その後、採用担当になって思うこと
こんにちは。
私は、新卒でGAFAに入り、しばらくは営業などビジネス側で働いた後、採用担当として人事へ異動。その後、同じく外資系IT企業へ転職し、中途採用を担当してきました。
採用担当として、GAFAや他外資系企業、日系企業など、色んな候補者の方を見てきました。
主に中途採用が担当でしたが、新卒や第二新卒の方とも、たくさん会いました。
その中で気がついたことは、
「新卒でGAFAに入る人」には、共通しているポイントがあるということです。
今回は、私が思う、「新卒でGAFAに入る人の特徴5つ」を紹介したいと思います。
新卒でGAFAに入る人の特徴5つ
自然体で堂々としている
周りに合わせたり、顔色をうかがいながら話をするというよりは、
「ありのままの自分」で話す人が多いように感じます。
面接や面談でも、「面接対策本」とかに載っているような、「よくある」回答を聞くことは、まずありません。
振る舞いや、服装も、型にハマって、周りに合わせるという人は見かけません。
最低限の社会人としてのマナーは守りながらも、ルールや優等生のパターンに従うのではなく、あくまで「自分」で勝負をする、という人が多いように思います。
これは、実はGAFAだけでなく、外資の面接ではとても大事なポイントです。
なぜなら、学歴や資格、留学経験などレジュメに記載されている「事実」よりも、
「あなた」がどういう人か、何を考えて、どう行動する人なのかが見られるからです。
実際、私が新卒でGAFA企業を受けたとき、面接はすごく変わっていました。
カジュアルな部屋で、終始リラックスした雰囲気で、雑談のように面接が進んでいきました。
いつも「自分らしく」、自然体で堂々としている人。
そういう人が多いかもしれません。
「自分はどう思うか」を話す
「私はこう思う」がある人、が多いと思います。
自己主張が強い、と言う意味ではありません。
たとえば、グループディスカッションがあったとします。
そこで、仮に、あなたが「特に言うことないなー」場合もあると思います。
そういう時に、
「私は〇〇さんの意見に賛成です。それは〇〇なので、すごく良い考えだと思います。」
と言うことが重要です。
意見がない、と言うのは、外資では通用しません。
常に、"What do you think?"が問われる世界です。
賛成なら賛成、反対なら反対、それはなぜか?と、意見を示す人。
結果的に周りに合わせることもあります。
でも、そういう時に、「私がどう思うか」を共有する人、が多いと思います。
これは、外資の面接のコツでもあります。
「ルールに従いました」や「親に勧められてやりました」では、
自分の考えがない人に聞こえます。
「私は〇〇だと思ったので、ルールに従いました」
「親に勧められて、私は〇〇だと思ったので、それをしました」
常に、主語を「私」で話すといいと思います。
変わった人が好き
これは新卒に限ったことではありませんが、
特にGAFAに勤める人は、「変わった人」が好きです。笑
そもそも、「出る杭は打たれる」文化は、まったく存在しないのが外資系企業。
面白い経験をしている人、周りと正反対のことを言う人、
変わった知識がある人、人と違った考えを持った人。
そういう人を、特にGAFAでは「リスペクト」する傾向があると思います。
なぜなら、そういう人は、「自然体」で、「自分らしく」、「自分がどう思うか」を周りに伝えている人だから。
GAFAやシリコンバレーでは「優秀な人ほど、変な人が多い」とはよく聞きます。
変わった人を敬遠したり、引いたり、驚いたりせず、
「えー、すごい!面白い!」と興味を示す人、が多い気がします。
これはちょっと私見強めかもしれませんが。笑
行動が早い
GAFAをはじめ、シリコンバレーを中心とした西海岸のIT企業では、
目まぐるしい速さでビジネスが変化していきます。
仕事に対しても、スピード感は求められます。
のんびりしていたら、あっという間にライバルに負けてしまうのがGAFAの世界です。
そういうカルチャーを好む人だからか、
「思いついたらやってみる」
「明日に後回しにしない」
「今決められることは、今決める」
という行動が早い人が多いと思います。
これは仕事でも同じです。
私がいたGAFA企業では、できるだけ会議で「持ち帰り・持ち越し」をしないカルチャーがありました。
たとえば、何かプロジェクトで、1時間会議があった場合、
【目的・問題定義→課題や理由分析→アクション協議→合意→担当割振り】
まで一気に完了します。
あとは、担当アクションを各々実施し、メールで進捗を共有して、実行!
というスピード感です。
もちろん、これはあくまで一例ですが、スピード感がある人、というのは、
新卒生にも共通しているポイントかと思います。