毎日、英語がある暮らし

日本生まれ日本育ち。非帰国子女の私が外資系企業に就職しTOEIC900点をキープするためにしてきたこと。続けていること。英語に関わる色々なこと。

日本で英語環境を作る10の方法|非帰国子女がTOEIC915点で外資バリキャリOLになる

独学でも英語環境はいくらでも作れる!

こんにちは。

非帰国子女、純日本人で、就職活動の時期にはTOEIC 915点を獲得、外資系企業に入り、外国人上司やチームメイトと日々英語を使いながら働くmonakamです。英語学習のコミュニティで出会ったアメリカ育ちの夫や、外国人の友達もたくさんできて、グローバルな日常を送っています。

 私は学生時代から独学でできる英語学習にこだわり、英語を日常生活に取り入れる工夫を続けてきました。日本に住みながら、英語力を独学で上達させて、その英語力を維持することは簡単なことではありません。

でも、日本にいても、英語を使う環境を作ることはできます。

 

 ここでは、非帰国子女の私が、独学でTOEIC900点レベルの英語力を身につけるためにやったこと、それを維持するために続けていることを10個紹介します。

『聞く』『読む』力をつけるための対策(インプット)

【1】洋楽の歌詞を「理解しながら」聴きまくる

実は、ただ洋楽を聞いているだけでは意味がありません。

お気に入りの曲を見つけたら、英語の歌詞の意味をじっくりと「理解」してから聴きまくることが重要です。

まず、日本語訳と見比べながら、単語と文法がなぜそう訳されるのかを勉強します。大体意味が分かったら、後は歌詞を見ないでも歌えるくらいまで何度も繰り返し聴きましょう。

 

最近では歌詞表示の機能がついた音楽配信サービスも多く存在しています。私はAmazon Prime Musicのプレイリストで「2000年代ポップス」「ポップスヒッツ」などをフォローして、最近のお気に入りの曲やアーティストを探しています。プライム会員であれば追加料金なしで約100万曲が聴き放題なのでお得です。

【2】海外ドラマを『英語音声+日本語字幕』でたくさん観る

 「え、日本語字幕でいいの?」と思う人も多いと思いますが、私は個人的に日本語字幕で観ることをおすすめしています。なぜなら、英語字幕で観るよりも、たくさん量を観れるし、ストーリーが分かって楽しいし、楽しいから続けられるし、本当に理解しながら学習できるので。

 

『英語音声+英語字幕』で意味やストーリーをしっかりと理解しながらでは、1作品を観るのに時間がかかります。結構大変です、実際。

 

『英語音声+日本語字幕で日本語字幕と聞こえてくる音声をマッチさせながら学習することで、ストーリーを楽しみながら、ネイティブが使う自然なフレーズを学ぶ訓練ができます。

詳しくはこちら。 

eigogaarukurashi.hatenablog.com

 

【3】英語のニュース・情報系アプリを読む

移動中に気軽に『読む』訓練をするには、海外のニュース・情報系アプリがおすすめです。

 

もちろん、最初から政治経済系のような難しい読み物にチャレンジしなくても構いません。例えば、BBC newsやABC newsのニュースアプリにも、Lifestyle、Health、Travelといったカテゴリーがあり、比較的読みやすい記事もあります。

 

もっと軽い記事を気軽に読みたい場合は、BuzzFeedという情報系アプリがおすすめです。ライフスタイルや恋愛系、芸能関連など軽い読み物が、毎日たくさん更新されています。(日本語アプリでダウンロード後、設定から言語をEnglishに変更すると英語の記事が出てきます)

 

まずは無料でダウンロードできるアプリで興味がある記事を見つけて、分からない単語を調べながら読んでみましょう。

 

【4】Kindleで無料の洋書を読む

もっと本格的に『読む』訓練をしたい場合、Kindleで無料の洋書をダウンロードしてみることをおすすめします。

 

「無料ならやってみたいけどKindle持ってないから使えないな…」と思った方。

ご安心ください!

 

Kindleスマホ版アプリも無料でダウンロードできるので、スマホさえあればコンテンツを読むことができます。辞書機能がついていて、分からない単語はその場でアプリ内で検索することができるので便利です。

 

【5】外国人の友達をつくる(カンバセーションパートナー)

 これは、個人的にとてもおすすめの学習方法です。なぜなら、『聞く』『読む』だけでなく、『話す』『書く』の訓練もできるからです。

 

カンバセーションパートナーとは、お互いの母国語を学習したい人同士が語学学習パートナーとなり、お互いの語学力向上を目的に話をしたり勉強し合うシステムです。例えば、日本語を勉強したい英語ネイティブスピーカーと、英語を勉強したい日本人のパートナーなど。

 

学校が公式に募集している場合もありますし、例えば国際交流系コミュニティに参加したり、友人からの紹介や、オンラインサイトでパートナーを見つけることができます。

 
カンバセーションパートナーの探し方やおすすめのサイトはこちらの記事にまとめています。

『話す』『書く』力をつけるための対策(アウトプット)

【6】英語好きの日本人が集まるコミュニティに行ってみる

『話す』力を上達させるには、とにかく英語を話すしかありません。

 

私は個人的に、まずは「英語好きの日本人」が集まる場所に行ってみることをおすすめします。なぜわざわざ日本人の集まりかというと、発音や考え方、文化の知識など似ているため、ネイティブの英語よりも断然聞き取りやすいので。

 

英会話初心者や、最初からネイティブがたくさんいる場所に行くことに抵抗がある人、緊張せずに英語を話すことに慣れたい人は、まず英語好きの日本人コミュニティに参加してみてください!

 

ネットで検索すると英語関連の団体やイベントはたくさんヒットするかと思います。参加者の学習意欲はコミュニティやイベントによって異なるので、事前によくリサーチをすることが重要です。特に「国際交流」を謳う集まりは、行ってみると出会い目的の人が大半、ということも多々ありますので気をつけてくださいね!

 

私のおすすめは、『Vital English』と『Vital Japan』というコミュニティです。

 

『Vital English』は日本最大級の英語勉強会で、毎月数回、東京で勉強会を開催しています。参加者は20代〜40代のビジネスパーソンが中心で、1回の勉強会に100人〜200人が集まります。講師は日本人と外国人で、座学だけでなく実践的なアクティビティーもあり、参加者同士で練習をしながら進んでいきます。参加費用は1回1000円と無料ではありませんが、参加者はまじめで学習意欲が高い人が多いです。短い時間で効率よく英語を学べて、実践練習もできて、ネットワーキングもできるので、個人的には非常におすすめのコミュニティです。私は『Vital English』で、同じく英語好きで勉強熱心な友人たちとたくさん知り合いました。情報交換したり、他の勉強会に誘ってもらったり、普通にご飯に行くなどができる社会人コミュニティができました。

 

『Vital Japan』は同じ運営者が開催している、バイリンガルプロフェッショナル向けの勉強会です。著名人によるプレゼンテーションを交えた勉強会などが毎月開催されています。

 

『Vital English』で英語を学んでから、『Vital Japan』で英語で討論、交流するという流れがおすすめです。

 

【7】英語を使うアルバイトをする

学生さんなどアルバイト・パートをすることができる環境であれば、実際に英語を使える仕事を選ぶことをおすすめします。

 

接客であれば、接客でよく使うフレーズ(「お持ち帰りですか?」など)はある程度決まってきます。一通りフレーズを覚えてしまえば、あとは実践あるのみです。

 

例えば、外国人がよく来るカフェや、旅行客が多いエリアのレストランで働く、英会話スクールや塾で働く、外国人に向けたサービス関連の仕事をする、などがあるでしょう。お金も稼げて英会話ができるので、おすすめの勉強方法です。

 

私は外国人がよく来るカフェで働いたり、英会話スクールで事務のバイトをしたり、英語でベビーシッターの仕事をしていました。

【8】ペンパルをつくる

ペンパルとはペンフレンド、直接は知らない手紙でやり取りのある文通友だちのことを指します。一昔前は文字通り「手書きで手紙を送り合う友だち」でしたが、今ではメールでやり取りをすることも含まれます。

 

【5】のカンバセーションパートナーを探す有名サイト『My language exchange』『Conversation exchange』では、ペンパルを探すこともできます。外国在住の外国人もたくさん利用しているため、外国に住んでいて日本語を勉強している外国人とペンパルとなることで、英文メールの訓練をすることができます。

 

私は、来日予定があるアメリカ人と、お互いの国の文化や住んでいる場所に関してメールを送り合って勉強をしていました。

 

【9】英会話カフェに行ってみる

少し『話す』自信がついてきたら、英会話カフェに行ってみることをおすすめします。

 

【6】で紹介した英語を勉強するコミュニティ『Vital English』と異なり、英会話カフェは授業はなくいきなり実践、とにかく『話す』場です。システムや料金は店舗により異なりますが、外国人のスタッフと集まった日本人や外国人何人かのグループで会話をするスタイルが主流です。

 

最初は勇気が必要かもしれません。私も緊張しました。

 

でも、失敗してもいいや!恥ずかしくてもいいや!という気持ちで是非チャレンジしてみてください。話についていけて、自分の考えが言えるようになれば、英語を『話す』自信がついてくるはずです。

 

【10】何か文章を書いてみる

独学でできるといっても、添削をしてくれる人がいないと"正しく"『書く』力は身につきません。どんなテーマでもいいのでとにかくまとまった文章を書いてみて、誰かに読んでもらうという経験を繰り返すことが大切です。

 

書いた文章は、外国人の友達やカンバセーションパートナーに読んでもらいましょう。内容は、なんでもOKです。たとえば、最近の趣味やお気に入りのお店のこと、facebookの投稿を英語で書いて見てもらう、仕事関連でよく使うメールのフレーズをチェックしてもらう、など。効率よく勉強するためには、実際に自分が使う『書く』シーンに合わせて、文章を添削してもらうことをおすすめします。

 

私は、仕事で実際によくあるメール(問い合わせ、対応依頼、状況確認など)のサンプルを書いて、添削してもらっていました。

 

いかがでしたが?

1つからでも、是非できそうと思ったものがあれば試してみてくださいね♪

 

『聞く』『読む』力(インプット)、『話す』『書く』力(アウトプット)の違いはこちら ↓

eigogaarukurashi.hatenablog.com