毎日、英語がある暮らし

日本生まれ日本育ち。非帰国子女の私が外資系企業に就職しTOEIC900点をキープするためにしてきたこと。続けていること。英語に関わる色々なこと。

確かに面白い!欧米で大人気の海外ドラマ『NYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』の感想

久々に面白くて元気が出るガールズドラマに出会いました!
 
世代を超えておしゃれ女子たちに愛される海外ドラマと言えば、『セックス・アンド・ザ・シティ』、『デスパレートな妻たち』、『ゴシップガール』などが有名ですよね。
そんな"おしゃれ系ガールズドラマ"として新しい、今、欧米で大人気のおしゃれガールズドラマNYガールズ・ダイアリー 大胆不敵な私たち』が2018年12月7日からHuluで放映開始されました。
 
 
この作品のことはネットニュースに「現代版SATC」として取り上げられていて知って、Huluで無料で見られるので試しに見てみましたがとっても面白い!!
 
”『セックス・アンド・ザ・シティ』と『プラダを着た悪魔』を足した作品”という評価があるようですが、確かに、SATCのようにニューヨークで働く20代、30代女子の恋愛、キャリア、友情、SEXを巡って日々奮闘するストーリーが、ニューヨークの大人気女性誌『スカーレット』の編集部を舞台に繰り広げられる内容で、なるほど納得。おしゃれ女子が好きなコンテンツがぎゅぎゅっと詰まった作品です。
 
世界的に有名な女性誌コスモポリタン』の元編集長ジョアンナ・コールズの半生を基に描かれている本作、ドラマの制作スタッフも女性が多いらしく、とにかく今どきのガールズパワーが炸裂しています。
今回は、そんな、ミレニアル版SATCとも評され海外で大人気の本作の魅力を紹介したいと思います。
 

魅力1:まさに大胆不敵!登場する女子が強くてカッコよくて気持ちいい!

まずは、主人公のジェーン(ケイティ・スティーヴンス)。
本作品はジェーンがライターとして昇進した日から物語が始まります。恋も仕事もファッションも真面目なジェーンはお堅い政治ネタを希望しますが、最初に担当することになった記事はなんと「いまどきのセックス」について。控えめで真面目なジェーンが、読者が求める記事を書こうと奮闘する姿が面白く、可愛いです。
同じ『スカーレット』編集部で働く親友のキャット(アイシャ・ディー)は、一番大胆で感情的でパワフルな女性。新しいアイデアに向かって突き進むキャットは、見ていてハラハラするほどですが、自分を信じて感情に正直な彼女は見ていて気持ちよく、励まされます。
もう一人の親友、編集部のアシスタントとして働くサットン(メーガン・ファヒー)は、誰よりもファッションを愛する、キャリアに悩める現実的な女性。役員と社内恋愛真っ只中の傍ら、自立して自分の夢を叶えたいと願う彼女の姿は応援したくなります。

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左からキャット、ジェーン、サットン (Ilana Kaplan The Hollywood Reporter)
最後に、このドラマの超重要人物、編集長のジャクリーン(メロラ・ハーディン)。
彼女がとにかくカッコいい!敏腕編集長としてのキャリア、判断力、センス、指導力がありながら、ジェーンやキャットら部下の気持ちを受け止めて、向き合って、時に厳しく、時に優しくアドバイスします。まさに、こんな上司が欲しい!!という上司。
 

魅力2:ファッションがおしゃれで素敵すぎる

ニューヨークの女性誌の編集部が舞台とあって、オフィスやファッション、小物など、もう全部おしゃれでキラキラしていてワクワクします。
特に、ジェーンとキャットとサットンがよく集まって情報交換やガールズトークをする「衣装部屋」が、最先端のおしゃれグッズに溢れていて楽しいです。
ドラマの中でファッションのアドバイスをし合うシーンがあったり、気分や状況でファッションが違っていたり、『プラダを着た悪魔』よりもリアルなおしゃれを見ているようで、ファッション好きは楽しめること間違いなしです!

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衣装部屋 (Ilana Kaplan The Hollywood Reporter)

魅力3:セックス事情が清々しいほど大胆、でも下品でない

セックス・アンド・ザ・シティ』もセクシャルな言動やシーンは多くありますが、この作品は、もっと具体的で、大胆だと思います。なんせ、エピソード1から出てくるテーマが、女性がセックスで”絶頂"を迎えることに関して。ジェーンやキャット、サットンも何の遠慮もなくセクシャルな発言がポンポンと出てきますが、不思議と、全然下品な感じがなく、清々しく楽しめます。
 

魅力4:現代の社会問題をうまく取り上げている

本作品は、ミレニアル世代の20代、30代を取り巻く社会問題が作品の中でテーマとして出てきます。例えば、サットンはイスラム出身の写真家アディーナに惹かれる自分と葛藤する中で、LGBT移民問題、人種差別の問題と向き合います。乳がんや、女性のキャリア、若者の政治参加など、現代の社会的問題も取り入れつつ、テンポよく楽しめるところもこの作品の魅力のひとつです。
 

魅力5:リアルなオフィス英語の勉強になる

最後に、私は実用的でリアルな英語を勉強するために海外ドラマを沢山見ていますが、この作品は、今のリアルな英語を学ぶにはとてもオススメです!
なぜかと言うと、まず、若者のリアルな英語でも、オフィスが舞台だけあってスラングや下品な言葉があまり出てこなくて、スタンダードなオフィス英会話を学べるところです。
そして、もう1つの理由は、SNS担当のキャットが発信するSNSは、画面上にテキストで表示されることが多く、口語的で非常にリアルな英語を文章で見ることができます。
私は日本語字幕で海外ドラマを見ることを推奨していますが、この作品は是非初心者にもオススメです!
 
こちらもどうぞ
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AIを愛するということ - 我々はどう線引きするべきか

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身近になりつつある人工知能(AI)

昔はどこかSFドラマのような、遠い未来の話かと思っていたようなAIが、Amazon echoGoogle Homeといったスマートスピーカーの登場などにより、今では我々の日常生活に入り込む「リアルな存在」になりつつあります。

 

これまで、映画や海外ドラマで、サイボーグやロボットとの恋愛を描いた作品は多く存在してきました。見た目が人間そっくりで、会話ができて、自分のことを分かってくれる存在が身近にいれば、好意を抱くことは自然なこととも言えるでしょう。

 

では、それが「愛情」になった時、一体何が起こるのでしょうか。夫婦愛や家族愛、また愛情がもたらす様々な問題、婚姻制度や相続問題など、人型ロボットと人間の「愛情」ではどこまであり得るのでしょうか。大げさに聞こえるかもしれませんが、人工知能(AI)が我々の日常生活に当たり前になることをリアルに考える時、「我々はAIをどこまで愛するべきか」という問題はさけては通れないと個人的には思います。

様々な愛情の形

2017年10月から動画配信サービスHuluにて日本初上陸で配信を開始した話題の海外ドラマ『ヒューマンズ』では、外見は人間にそっくりな人型ロボット"シンス"が、我々の日常生活に当たり前のように存在する近未来の社会が描かれています。このドラマはいわゆるSFものに出てくるようなCGテクノロジーで描く社会ではなく、現代のごく普通のリアルな社会や家庭が舞台となっています。

母の愛

3人の母親であるローラは、家庭用人型ロボット”シンス”のアニータに対して、「子どもに絵本を読んで寝かせるのは私の仕事」と強く言い聞かせます。家事や育児をサポートするよう設計されているアニータは最初はその意味が分からず、また、面白おかしく絵本を読んでくれるアニータに懐く子どもたちを見て、悩む母の姿が描かれます。

人型ロボットとの不倫愛

障害のある妻・ジルは、イケメンで体格の良い介護用人型アンドロイドのサイモンに恋愛感情を抱きます。『ヒューマンズ』に出てくる人型アンドロイド"シンス"は「成人モード」という大人用オプションを選択可能で、体の関係を持つことも可能です。ジルとサイモンの関係を夫・ピートに目撃されてから、サイモンの存在は夫婦関係に大きな影響を及ぼします。

子どものように愛する

新しい介護用人型アンドロイドを迎える高齢者のジョージ・ミリカン博士の家には、旧型の人型アンドロイドのオディが昔から暮らしています。ミリカン博士は、今は亡き妻との思い出を共有し、昔話をすることができる旧型のオディを我が子のように愛情をもって大事にしています。しかし、ロボットとして故障寸前のオディは街中で問題を起こし、警察から処分するように指示されてしまいます。制御機能を失いもはや危険な存在になっても、我が子同然のオディを処分などできないと嘆く博士の姿が描かれます。

性の対象としての人型ロボット

『ヒューマンズ』の世界では、"シンス"は性の対象としても登場します。街中には「成人モード」の"シンス"が働くアダルト向けの店が存在し、美しくスタイル抜群の"シンス"は若い青年たちから性的興味の眼差しで見られます。美しい家庭用人型ロボットが家にいることで、落ち着かない様子の思春期の少年や、誘惑に負けそうになる父親の姿も描かれています。

 

線引きは必要なのか

人が何かを愛する時、その対象は必ずしも人である必要はないでしょう。ペットや趣味の物、場所や体験を愛することで幸せに生きる人生もあります。「愛情」の対象が人型ロボットであること自体は、いつの時代も否定されることではないでしょう。

 

しかし、人型ロボットは人間ではありません。夫婦関係を破滅させたり、人間に危害を及ぼすために製造される商品でないことは間違いありません。また、若者の恋愛離れや晩婚化が加速する現代、肌と肌のふれあいを人型アンドロイドに求めることが当たり前になってしまうと、我々の恋愛や結婚、子どもを持つことへの考え方にも影響が出てくるでしょう。それは、長い目で見て人間社会の発展を脅かすことにもなりかねません。

見た目は普通の人間と一緒である"シンス"。人間が人間を愛するように、人型アンドロイドを愛するというのは十分にありえる話です。

 

我々は人型ロボットとの愛情にどのように向き合うべきかー

この議論は、近い将来、我々にとって最も難しいテーマとして、向き合わざるを得ない時代がそこまで来ているのかもしれません。

 

『ヒューマンズ』は、Huluでシーズン2まで日本で配信されています(2018年8月時点)。2週間は無料でトライアルができるようなので、よかったらチェックしてみてください。

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インテリア好きにおすすめの海外テレビ番組|ジェフ・ルイスのインテリアセラピー

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 『ジェフ・ルイスのインテリアセラピー』が面白い

海外のインテリアって、とってもお洒落ですよね。

広くて、家具もオシャレで、センスが良くて、海外アパートのインテリアと聞くとこんな素敵なイメージではないでしょうか。

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こういう暖炉があって、壁紙と家具と家の柱がマッチしているインテリア、憧れてしまいます。額に飾られたアートもオシャレ…♡

 

そんな私が最近ハマっている海外ドラマが、『ジェフ・ルイスのインテリアセラピー』です。

 

www.happyon.jp

海外のリアルな一軒家を覗き見できる

ラグジュアリーな不動産を扱うテレビ番組はありますが、このドラマの面白いところは、普通に家族が暮らしている家が出てくるところです。

依頼があった家に、アメリカで大人気の不動産投資家&インテリアデザイナーのジェフが訪れ、インテリアを大改装します。

時には片付けられてなかったり、家具が全然インテリアとマッチしていなかったり、せっかく素敵な家なのにインテリアが微妙な家が紹介されるので、「私だったらこうするのになー」と妄想して楽しむこともできます。笑

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インテリアと家族関係の深いつながりが見える

家族が抱える問題は、インテリアと深く結びついていることがあります。

このテレビ番組では、ジェフはアシスタントのジェニーと一緒にそんな家族の悩みにも寄り添って、問題解決につながるインテリアを提案します。

例えば、独身時代の豪華で自由な生活が忘れられないセレブ妻に悩む夫や、病的なほど猫が好きで子どもが猫アレルギーにもかかわらず猫を優占させる母親など、様々な家族が登場します。

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登場する家族が面白い

最後に、このテレビ番組には、面白い家と家族もたくさん登場します。

例えば、「不気味なおもちゃの家」「時代遅れのキッチンの家」「女帝が支配する家」などなど。

 

『ジェフ・ルイスのインテリアセラピー』は、Huluで見ることができます。

(2018年4月時点)

 

無料トライアル期間で是非見てみてください!