毎日、英語がある暮らし

日本生まれ日本育ち。非帰国子女の私が外資系企業に就職しTOEIC900点をキープするためにしてきたこと。続けていること。英語に関わる色々なこと。

独学で英語学習|海外ドラマは日本語字幕で観るべき理由と勉強方法

f:id:monakam:20180115223238j:plain

英語字幕で頑張る必要はないのです


英語力を上達させるために、私は海外ドラマは『英語音声+日本語字幕』でたくさん観ることをおすすめしています。

英語学習方法として『英語音声+英語字幕』で海外ドラマを観る方法が有名ですよね。

 

でも、それ、

 

  • ドラマのストーリーを本当に理解できますか?楽しめていますか?
  • 1作品ずつ理解しながら観ると、時間かかりませんか?
  • 一時停止して意味を調べてドラマに戻ってまた一時停止して…、これ長く続けられますか?

 

『英語音声+英語字幕』の勉強方法は、元から英語リスニング力がハイレベルな人にとっては効果がある方法です。

が、そもそも日常的な英会話が聞き取れない人は、ストーリーが理解できず、理解しながら観ると時間がかかり、やる気と根気が必要で続かない(o´_`o)ハァ・・・。となりがちです。

 

私は、これまでに海外ドラマ約30-40作品を観てきました。1作品10シリーズ位、1シリーズ15エピソード位と考えると、相当な量を観ていることになります。

もちろん全て『英語音声+日本語字幕』で観ていますが、これでリスニング力が相当鍛えられました。ちなみに、TOEICのリスニングは435点(リーディング480点、計910点)、特にリスニング教材は利用したことがありません。

 

人間、面倒で大変なことは長くは続けられません。ダイエットと同じです。

リスニング力は『英語音声+日本語字幕』でも身につけることができるのです。

 

日本語字幕で観ながら英語をたくさん聞く

日本語字幕で観るメリット

  1. ストーリーに入り込めて楽しい
  2. たくさん量を観ることができる
  3. 日本語字幕と聞こえてくるフレーズをマッチさせながら観ることで、リアルな英語を勉強することができる

日本語字幕でいいといっても、ただ観てればよいという訳ではありません。日本語字幕でリスニング力をつけるにはコツがあります。

私が大好きなドラマ『クリミナル・マインド』を例に、『英語音声+日本語字幕』の勉強方法をご紹介します。

 

日本語字幕で観るコツ

例えばこんな感じです。

 

上司のホッチナーと部下のエルが事件現場で話をしているシーン。

ホッチナーの「できるだけ写真を取って」という指示に対して、エルガ「了解です」と答える部分で、部下役が”You"から始まるフレーズを言っていることに気が付きます。

f:id:monakam:20180115221051j:plain

画像(イメージ) Criminal Minds - CBS

 

Hotchner: Take pictures as many as you can.
El: You got it.


— Criminal Minds, S1E2 (00:14:36)

 

「あれ、『分かりました』『了解です』は"I see"とか"I got it"じゃなかったっけ?なんて言っているんだろう…?」

と思ったら、その場でググります。

 

Google先生は、"I see"は『なるほど』『そうですね』といった相づちに近い表現、”I got you" は相手の言っていることが理解できたときに使う表現("I understand"よりもカジュアル)、"You got it"は相手の頼み事や依頼に対して了承する表現、と教えてくれるはずです。

 

「なるほど、上司に仕事を依頼された時の返事だから、"You got it"と答えているのか!」という風に、自然なフレーズを1つ学ぶことができるのです。

 

いかがでしょうか?

独学での英語学習は、自分にあった、長く続く方法を見つけることが重要です。

無理せず、『英語音声+日本語字幕』で楽しみながら続けましょう!

 

こちらもどうぞ

 

eigogaarukurashi.hatenablog.com

 

 

eigogaarukurashi.hatenablog.com

 

IT業界関係者は勉強になる!『シリコンバレー』が面白い理由

f:id:monakam:20180115205310j:plain

 画像:Silicon Valley Official Site (HBO)

 

シリコンバレーの今を学べるIT系コメディドラマ

シリコンバレー(Silicon Valley)とは、米国サンフランシスコ湾南岸のサンノゼ周辺一帯を指し、過去には世界的な大手IT企業が生まれ、本社が密集するIT企業・スタートアップ企業の聖地です。あのGoogle, Apple, Facebook, Intelなどもシリコンバレーから始まりました。

HBO製作のドラマ『シリコンバレー』は、ちょっと冴えない若きプログラマー・リチャードが、シリコンバレーに激震が走るほど革新的な"ファイル圧縮プログラム"を生み出し、仲間と一緒にスタートアップ企業を大きく成長させていくIT系コメデイドラマです。日本ではHuluで限定配信中(2018年1月現在)です。


…と真面目に紹介しましたが、コメディ要素かなり強めです笑えます。

私はアメリカIT企業の日本支社に勤めていますが、このドラマは本当に面白く、そして非常に勉強になりました。
「IT業界の人間として、この作品に出会えてよかった」と思います。

なぜそう思うか、理由を3つ紹介します。


1. IT長者が生まれる仕組みが分かる

『去年スタートアップ企業をローンチしたんだけど、VC*から資金調達できて急成長して、IPO*したら一気に50億円入って億万長者になったわ( ̄∇ ̄)』

 

さて。

IT業界関係者で、この文章の意味が100%完全に分かった人はどれくらいいるでしょうか?
恥ずかしながら、アメリカIT企業に勤める私でも、もし誰かに「IPOって何?つまりどういうこと?」と聞かれていたら、「えっと…(´・ω・`)…(´-`)…(スマホを出す)」となっていました(聞かれたことないけど)。


主人公・リチャードは、天才的なプログラムを生み出したはいいものの、「会社設立には法人登記が必要」ということも知らないほどの"会社経営ド素人"として登場します。

最初は右も左も分からないリチャードも、投資家の美人アシスタント・モニカなど周りの人たちから「シリコンバレーでの会社の育て方」を手取り足取り教えてもらいながら成長していきます。

 

実際、シリコンバレーでは、多くの若き創業者たちがリチャードのようにVCの投資やIPOを目指して情熱を注いでいます。

テック業界のリアルを伝えていると高く評価されている本作品。

本当に勉強になるので、既に知識がある人もない人も、IT業界関係者は観ておいて損はないです!

 

* VC: ベンチャーキャピタルの略。ハイリターンを狙ったアグレッシブな投資を行う投資会社(投資ファンド)のこと。(Wikipedia

*IPO: 創業者利益。株式会社制度において、事業活動のために、実際に投入された資本と株式資本の総額との差額が利益として取得されるもの。(創業者利益のメカニズム

 

2. スピード感がとにかくすごい

ドラマ『シリコンバレー』では、億単位の投資話がとんでもない驚きのスピードで決まっていきます。

リチャードが生み出した"ファイル圧縮プログラム"は、なんと投資が決まってから投資家から「事業計画書」の提出を求められるという、「普通、順番逆じゃないのか!?」と思ってしまうほど。

 

シリコンバレーでは、膨大な数の起業家たちが新しいサービスや製品を生み出すべく24時間頭をフル回転させています。瞬きしている間に誰かが似たようなサービスを思いつくかもしれませんし、投資家も、今この瞬間に自分が投資を決めないと、他の投資家に持っていかれてしまうかもしれないのです。

 

シリコンバレーでは日本の会社よりも決断スピードが100倍も速い」という面白い記事を見つけました。この記事によると、かのスティーブ・ジョブスは、数十億の買収を、1時間の商談後わずか3日で決断したとのこと。3日って、、、

 

立ち止まって考えたり、綿密に準備をしたり、「一旦持ち帰ります」とか言っていたら、この世界では生きていけない。そんなエキサイティングな世界の過酷さと面白さがリアルに分かる作品です。

f:id:monakam:20180115210332j:plain

 画像:Silicon Valley Official Site (HBO)

 
3. なんだか自信がわいてくる

シリコンバレー』では、その場でパッと思いついたアイデアでも、とにかく新しいサービスを世に広げようと発信する人たちがたくさん登場します。

街中の誰もが、「私のアイデアを聞いてー!!!」と訴えているようなイメージでしょうか。中にはくだらないアイデアや、「それ誰が使うの」的なものまで関係なしです。

 

まだまだ「和」を大切にする文化が残る日本で、自分の考えや意見を主張することは恥ずかしかったりしますよね。

外資系企業でこういう環境に慣れていても、「こう思われたらどうしよう」とか、「間違っていたらどうしよう」とか考えてしまいますよね。

 

このドラマを観ていたら、誰が何を思うかとか、自分がどう思われるかとか、なんかもう本当にどうでもよくなってきます(笑)

 

大爆笑しながら、IT業界やシリコンバレーの実情が学べる『シリコンバレー』、本当にオススメですよ!!

 

≪Hulu≫でアノ人気の海外ドラマや映画が見放題!今すぐ無料でお試し!

 

 



 

【海外ドラマで英語学習】働く30代40代女性におすすめ!かっこいいキャリア女子が主人公の作品3選

f:id:monakam:20180106120017j:plain

 

【リゾーリ&アイルズ ヒロインたちの捜査線】

男勝りな刑事と才色兼備の検視官コンビが華麗にドラマティックに難事件を解決!
舞台はボストン、殺人課のタフで有能な女性刑事ジェーン・リゾーリは女性っぽい事は苦手で大ざっぱな思い立ったらすぐ行動の熱血派。一方、モーラ・アイルズは冷静な理論派で上流家庭出身のファッショナブルな主任検視官。そんな好対照な女性コンビが抜群のチームワークで凶悪殺人事件に立ち向かう、本格クライム・サスペンス!

リゾーリ & アイルズ シーズン4|FOX|FOX ネットワークス

女性っぽい事が苦手で仕事のやり方も男勝りで体当たりなジェーン・リゾーリと、上品でおしゃれでレディな雰囲気のモーラ・アイルズの親友コンビが面白いこのドラマ。

ハスキーボイスで背が高く「考えるより先に動く!」情熱タイプのジェーンに、女性でも観ていて惚れ惚れしてしまいます。男勝りで仕事がデキるかっこいい姿は、宝塚の男優のような、「女子校にいたら絶対にモテるだろうなー」と思うキャラクターです。

モーラ・アイルズは、ジェーンとは正反対でおしとやかで前に出るのが苦手なお嬢様タイプ。コミュニケーションも得意ではないですが、冷静な分析と落ち着いた雰囲気にジェーンが助けられることもある、そんなコンビです。

男勝りと言えど、ジェーンも女性。いつものパンツスーツではなくてワンピースを着ておしゃれをする日もあるし、恋愛や結婚に悩むことだってあります。

おしゃれで可愛くて知的な雰囲気が漂いながら、ちょっと天然でどこか守ってあげたくなる。そんな「モテ要素」満載のモーラ・アイルズも、恋愛は不器用でうまくいかないこともしばしば。

仕事はバリバリかっこよくこなしながら、恋愛や結婚に奮闘するキャリア女子コンビが主役の本格的な犯罪捜査系ドラマは他にあまりないのではないでしょうか。

クール系女子代表のジェーンと、モテ系女子代表のモーラ。2人仕事っぷりと私生活の不器用さは、アラサー女子として観ていて勉強になります。 

 

 

【コバート・アフェア】

アニー・ウォーカーはCIA(アメリカ情報局)の訓練生。旅行先のスリランカで恋に落ちたベンに姿を消された彼女は「もう誰にも騙されるまい」と決心して入局。6ヵ国語を話す類まれな語学力、男性にも劣らない身体的能力、瞬発力、頭脳明晰などを備える優秀な彼女ではあるが、トレーニング修了前にもかかわらず、突然現場諜報員へ昇進することに。その突然の昇進の理由は不明瞭。彼女の語学力が理由かのように見えたが、実はCIAには別の目的があるようで・・・

ストーリー|INTRODUCTION|COVERT AFFAIRS/コバート・アフェア

 CIA訓練生の中でもずば抜けて優秀なアニー・ウォーカー。

優秀なだけでなく、自分が「正しい」と思うことや直感に素直に行動し、上司や仲間が反対しても絶対にあきらめない、そんな正義感と強さが爽やかにカッコよく、ぐんぐん引き込まれてしまいます。

そしてコバート・アフェアを語るうえで忘れてはならないのが、アニーのパートナー、オーギー・アンダーソン。元CIA軍情報部特殊部隊隊員としてイラクでの任務遂行中に視力を失い、今パソコンやIT機器を巧みに操り現場を動かす技術系のCIA職員です。

さすが元特殊部隊にいただけの鍛え上げられた肉体と、優しく甘いルックス、盲目ながらも至近距離での戦術に長けていて頭脳明晰、CIAで勝てるものはいないITスキルを兼ね揃え、これでモテない訳がない、キャリア女子胸キュン必須のキャラクター。

最初に観た時「いやいや盲目でイケメンで優秀なCIA職員ってそんな非現実的な…」と思ったのは一瞬で、そんなことどうでも良くなるほどとにかくカッコいいです。笑

 

そんな魅力的な男性が側で支えてくれていても、仕事にすべての情熱を注ぎ、自分の直感を信じてどこまでも突き進むのがカッコよすぎるキャリア女子。

とは言え、このオーギーと繰り広げられるラブストーリーからも目が離せない、仕事に恋愛に結婚に悩める女子必見の海外ドラマです。

 

≪Hulu≫でアノ人気の海外ドラマや映画が見放題!今すぐ無料でお試し!

 

【グッド・ワイフ 彼女の評決】

イリノイ州シカゴ。清廉潔白で知られる州検事ピーター・フロリック(クリス・ノース)を夫に持つアリシア(ジュリアナ・マルグリース)は、ロースクールを主席で卒業し、2年間弁護士として活躍した後、“良き妻”“良き母”として家庭に専念してきた。

だが、夫の女性関係と汚職のスキャンダルが発覚、州検事を辞任した後に逮捕され、収監されてしまう。生活が一変したアリシアは、真相がわからず戸惑いながらも、2人の子どもの母として家計を支えるために、13年ぶりに弁護士に復帰することを決意する。

アメリカ流「良き妻」の、ズルさとたくましさ | 大人の海外ドラマ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 主演のジュリアナ・マルグリーズが2度ゴールデングローブ賞で主演女優賞を受賞するなど高く評価されている本作。

13年間のブランクがありながら、優秀な弁護士として大活躍するアリシア。法廷や法律事務所を駆けめぐり久々のキャリア生活に没頭する一方、権力者の「妻」であり、2人の子どもの「母」でもある生活にも全力を注ぐパワフルなアラフォー女性が主人公です。

夫の汚職スキャンダルをきっかけに夫婦関係もギクシャクしている中、アリシアは自分を想ってくれる優しく頼れる男性との関係にも心悩まされます。

夫が逮捕された今、自分が生活費を稼がなければいけない。夫の母親は信用できないから自分で子どもを育てなければいけない。やっと軌道に乗ってきたキャリアは守らなければいけない。そんな大変な思いをしながら全力で頑張っているアリシアに、これでもか!!と困難な問題が押し寄せます。

「少し休ませてあげようよー」と観ていて思ってしまうほど頑張り続けるアリシア

それでも1人で人前で涙は見せずに走り続けるアリシアの姿が、あまりに強く潔くカッコいい。大人のキャリア女性におすすめのサスペンス海外ドラマです。